こんにちは!!
ひとつ前の投稿でも触れましたが、水道料金が高くないですか?
今まで、家計を圧迫するほどの金額になるイメージがなくあまり気にしていなかったのですが、
ここのところで「高くない?」と思うようになり、
赤ちゃんも生まれ、洗濯物の回数が増えたり、お風呂に手こずるのでそのせいもあると思うのですが、
洗濯の回数を減らしても、お風呂で極力シャワーを止めるようにしてみても、やっぱり高いのです・・・。
朝のニュースを見ていたら、やっぱり値上がり傾向らしいです。
なんと2043年には全国平均43%も値上げというじゃないですか!!
ちなみに、現時点で3人家族の一か月あたりの水道料金の最安は兵庫県明石市869円、
最高は北海道夕張市の6966円で、8倍も違います!!!
実際にテレビの取材では現地の方たちは飲用以外は井戸水を活用するなどして工夫しているようでした。
ガソリンも、電気ガスも、食料品も全部値上げかよ!!!とかなりショックと、今後家計は大丈夫なのかと怖くなります。
ですが、他のものと比べて世界情勢とか景気とかの影響が考えづらい水道料・・・
なぜここで値上げなのでしょうか??
その理由は私たち、さらに子供たちの未来の為に仕方のないことのようです。
詳しく見ていきましょう!!
水道料金を値上げする理由
- ◎水道管の寿命
-
水道管の法定耐用年数は40年と定められています。
高度経済成長期に整備された水道管がここのところでその耐用年数が続々と超え、現在では年間2万件の
水道管が割れているそうです。
その整備にかかる費用を水道料金で賄うべく値上げするしかないのです。
※国から自治体に補助金も出ているが足りていません。
- ◎水道管の寿命を踏まえた値上げ予測も、選挙で不利になるためギリギリに
-
耐用年数が決まっているのに、なぜ前々から少しづつの値上げにしなかったのか。
料金の値上げを掲げることは選挙でも不利になるという考えがあり、目を背けられてきてしまったようです。
- ◎人口減少による水道事業の収入減
-
人口が減少するにつれ、一つの水道施設に対して負担する家庭の件数が減ってしまい水道事業を運営するための
収入も減少しています。
つまりは、東京のように人口密度が多い地域は値上げの影響はあまりなく、人口が少ない地方では値上げをせざる負えない状況です。
一軒一軒の間隔が離れていることも、工事費用がかさむためコスト増の原因になるようです。
逆に、水源が近いと浄化費用が抑えられることもあるそうです。
値上げは避けられないのか?
- ◎値上げは確実
-
上で説明した通り、水道管の耐用年数が決まっている以上、順次工事は必至ですし、
人口もどんどん減っているため、一人当たりの負担額が増えてしまうのも必然です。
大量に海外からの移住者が増えれば少しは変わるかもしれませんが、そんな訳もないですよね・・・。
- ◎値上げではなく未来への投資という考え方
-
水道を使っていく以上、今後もずっと水道管は使うし、耐用年数も必ず定期的に巡ってきます。
今後、自分たちの子供や孫たちがきちんときれいな水を心配なく使えるようには迎えたタイミングで
それぞれが負担して大事に使っていくしかないようですね。
- ◎人口減少とともに施設規模の最適化へ
-
人口の減少とともに、それにあった規模に縮小していくような動きも少しづつ進むとも専門家の方がおっしゃっていました。
何年後になるかわかりませんが、一通り整ったら少しは料金も落ち着く日が来るのでしょうか・・・
- ◎水道料金の安い地域に住む
-
水道料金で住まいを決めることはなかなかないと思いますが、現状値上げを避けるには
料金が安いところ、将来の値上げを考えていないと公言している地域に住むしかありません。
家庭で一番水を使う場所TOP3
- 1位 お風呂
-
シャワーだと1分間で10Lの水が流れている、湯船には1回200L。
なので、家族の人数によってシャワーで済ませる方が得か、湯舟をためてそこから使う方が得か、
考えてみた方がよさそうですね。
いずれにしても、節水シャワーヘッドなどは早めに変えた方が良さそうです♪
※昔に調べたら、地域によって水道水の塩素濃度も違うようです!!
実際に知人で低いところからうちの近くに引っ越してから肌がピリピリすると言っていたので
濃度のことを教えると早速塩素除去できるシャワーヘッドを購入していたました!
- 2位 トイレ
-
流すとき、毎回『大』方向にレバーをやりがちではないですか?
これを意識して『小』で済むときは小でやるようにするだけで大分節約になります。
※最近のトイレは節水に長けています。通常でも昔よりも水の量がとても抑えられてので
おそうじシートや流せるおしりふきなどペーパーよりも溶けにくいモノを流すと詰まりの
原因になるので、無理して『小』ばかりにすることには注意が必要です。
- 3位 炊事洗濯
-
炊事では洗い物の際の出しっぱなしを意識してやめること、できれば一人ひとり洗い物してくれたら
ママとしては嬉しいけれど、節水のためには家族分一気に洗う方が良さそうです・・。
洗濯は一度にたくさん水を使うので、なるべくまとめて洗うこと、すすぎ1回の洗剤を使うこと、
お風呂の残り湯を使うことで大分節水できそうです。
まとめ
どうやら水道料金の値上げは避けられないし、節水にも個人でできることは限られています。
家計はますます厳しくなるばかりですが、将来への投資と考えてみんなで負担していくしか
ないようですね。できればもっと早い段階から少しづつ値上げをしてほしかった・・・。
でも、今まであまり節水について電気やガス程気にしていなかった皆さんも、大事な資源を
大切に使うきっかけになるかもしれません。
テレビでは、お湯が出るまでの水をバケツに溜めておいて他の用途に使う、雨水を溜めて
庭用に使うなど、たくさん工夫をしている方が紹介されていました。
それぞれの過程にあった節水方法を家族で考えるきっかけにして、みんなの大事な水を
大切に使っていきましょう。
コメント